乃木坂46とは2011年にAKB48の公式ライバルとして誕生したアイドルグループです。
2018年11月に東京ドーム公演を成功させた勢いのあるグループで、現在はミリオンを連発するほどAKB48に対抗できる勢力になっています。
今回はそんな乃木坂46の人気の曲、その秘密やファンの皆さんが選ぶ曲、プロが選んだ楽曲などについて紹介させていただきます。
ファンが選んだ乃木坂46の人気曲ランキング
2019年現在、ファンが選ぶベスト10は以下のようになっています。
1位:サヨナラの意味
2位:きっかけ
3位:裸足でSummer
4位;何度目の青空か?
5位:制服のマネキン
6位:君の名は希望
7位:インフルエンサー
8位:命は美しい
9位:今、話したい誰かがいる
10位:ガールズルール
2位以外は全て表題曲に対し2位の「きっかけ」はアルバムの収録曲です。
あのMr.Childrenの桜井和寿さんがカバーする程の名曲です。
2ndアルバム『それぞれの椅子』に収録されています。
そして乃木坂46の16枚目のシングル、「サヨナラの意味」が、ファンが選ぶ1位の曲です。
なぜこの曲が1位に選ばれているかというと…
- センターポジションは橋本菜々末が務めた。
- 曲の振り付けが良い
- 2度目のNHK紅白歌合戦の出場を果たした
などの様な理由があります。
特に曲の振り付けはファンにも人気で全てにおいて神がかっているとも言われています。
特にサビラス前の橋本奈々未の指差しポーズはすばらしいと高い評価です。
女神的な感じといえますね。
歌詞のも評価が高く 「電車が近づく気配が好きなんだ」 という始まり方は非常に良いところです。
なぜなら電車を使うことによって曲の中に時間の流れが生まれるからです。
電車が近づくというだけで歌詞にストーリーが生まれ物語が進んでいる感じがします。
次に「君」が何かしゃべるシーンがでてきます。
しかし電車の通過の音で主人公には聞こえない。
ここは電車の通過と「大切なもの」の通過が重なり合って描かれています。
この曲には時間の流れを感じさせる表現がいくつも出てきます。
例えば「柱の落書き、数字とイニシャルは誰が誰に残そうとしたのだろう」
誰がいつ書いたのかもわからない柱の落書き。
最初は電車の通過で時間を表していましたが、今度は柱の落書きで時間の経過を表しています。
この内容は時間が過ぎ去っても変わらないものがある、ということをシンボリックに描いたものだと思われます。
曲のタイトル「サヨナラの意味」に繋がる重要なメッセージであるものと思われます。
この曲では冒頭から電車が登場しますが、それは通過する時間および別れを象徴するため。
通過していく電車と同じく、サヨナラも過ぎ去っていくものであり、通過点。
だから、サヨナラをネガティヴに捉えず、残り続ける思い出を胸に前に進もう、というのが曲の伝えるメッセージです。
カラオケで一番歌われている曲は?
JOYSOUNDのカラオケ人気ランキングによると … 「今、話したい誰かがいる」が一番歌われている曲です。
これは乃木坂46の13番目のシングルです。
この、曲は映画「今、心が叫びたがってるんだ」の主題歌で、乃木坂46の中でも非常に知名度が高い曲でもあり、それが理由でよく歌われています。
また「24時間コドモSOSダイヤル」のポスターにこの曲のジャケットが使われていてその点も知名度の高さにつながっています。
歌詞は映画とかなりリンクしていて映画を見た人は、良い気分で歌える曲になっています。
またこの曲は歌いやすい歌詞に、盛り上がる要素もあるので全体的に歌いやすい曲になっています。
乃木坂46のクオリティーが高いと言われる訳は?
音楽評論家やテレビ製作関係者、芸能記者達から、乃木坂46の評価について以下のような事が言われます。
メンバー全員がかわいいことはもちろん中には雑誌の専属モデルを務める者も何人かいます。
また純粋にバラエティとして面白い存在で、今の乃木坂46の地位を築いたのはバラエティ力といっても過言ではないと思います。
1人1人が自分の個性や特徴を理解し、今自分が何をすべきかをしっかりと分かっている感じで、良い意味でがっつきがなく、見ていてとても清々しいイメージです。
可愛くて面白いそして歌えるアイドル、これが乃木坂46のクオリティを高め、今の地位を築いている大きな要因だと言われています。
プロが選ぶ乃木坂46の名曲は?
芸能関係者や、芸能評論家、芸能記者などから最も多くの支持を得ていて乃木坂46の名曲といえるのは、「逃げ水」です。
この曲は爽やかで透き通る、炭酸の泡がキラキラするサイダーのような清涼感をまとっていると言われます。
デビュー当時から続く乃木坂46の合唱的な歌い方とピアノから始まる情緒を揺さぶるメロディーが相性抜群なのは言うまでもなく、それに加えて高校野球を思わせたり「僕」が大人になってしまったことで失った何かを抽象的にふわっと描いた歌詞は、なんだかとても切なくなります。
多分これがもうちょっとテンポの遅い感じなら、気の抜けた炭酸みたいになっていたのかもしれませんが、あえて早くすることによって疾走感も足されていて青春のきらめきのようなものを感じさせる、まさに乃木坂46の名曲と言えます。
次に高評価なのは、なんといっても乃木坂46の17枚目のシングル「インフルエンサー」と20枚目のシングル「シンクロニシティ」です。
これらの曲は公益社団法人日本作曲家協会主催 第59回、60回日本レコード大賞に連続して選ばれています。
まず、「インフルエンサー」ですが、ステージで驚くほどの圧巻のパフォーマンスが注目されました。
「インフルエンサー」は高速の手の動きで難易度が高いダンスにも関わらず、今まで見たパフォーマンスのどれよりも、大きな振りのパフォーマンスで、メンバー全員のチームワークで、息もぴったりだったからと高評価でした。
歌のほうも「僕」と「君」対する片思いが歌われていて、しかもその関係性は非常に希薄です。
そんな状況下で「僕」は、かなう可能性が低い、しかしどうしようもなく強い「君」への思いを、宇宙規模の比喩を用いて語っていきます。
そして、「君」への影響力の大きさを端的に表したのが「インフルエンサー」という言葉です。
思春期にありふれた片思いを、宇宙規模までに飛躍させそれを日常に揺り戻すために「インフルエンサー」という言葉を用いています。
それらの点が高く評価をされ、受賞につながったのだと言う事です。
次に「シンクロニシティ―」ですが、<意味のある偶然の一致>という意味が有ります。
ステージでは、前年のインフルエンサー以上の難易度の高い振付をセンター白石麻衣を中心に見事にシンクロし表現しきっている事。
詩の内容も乃木坂46のメンバーが皆同じ方向を向いている事、心地よい繋がりがメンバーを包み込んでいる事等、特に2番の歌詞までを聴くと、乃木坂46の不思議な魅力を表現している所が評価されているそうです。